復習主義のシステムを確立した浜学園

現在の中学受験では予習ではなく、復習主義が大半を占めるのが現状であるが、この復習主義を関西でシステムとして導入・定着させたのが浜学園と言っても過言ではないであろう。

浜学園から分離独立した塾は、多少のやり方は違うにせよ、軒並みこの復習主義を根幹に授業を進めている。

浜学園の特徴は、「復習テスト」を毎回の授業内で行うこと前回の授業で行われた内容を家庭学習で復習し、次回の授業前にに復習テストを行う。これらの蓄積を毎月1回実施の公開テストで再度確認するのが浜学園のスタイルである。

当然ながら、浜学園も各種テストを実施し、学力別クラス編成を行い、2カ月ごとのクラス替えなどのシステムを採用している。

これ以外に、合否判定学力テストなどの各種テストをはさみ、入試直前には、学校別の対策模試が行われる。

学習したすぐあとに復習することが学力の向上及び定着につながるのは合格実績をみればその効果を否定できる人はいないであろう。

ただし、授業で膨大な量の内容を習うため、それを応用した演習はどうしても家庭での学習によらざるを得なくなる。塾の授業内ですべてを消化、演習するのは無理があるわけである。こなせなければ成績は上がらず、消化できれば成績は
上昇する。

そのため、浜学園でも、「授業前後の質問受け」、「居残り指導」「指名特訓」などを行うなど、習った内容の定着状況に応じた個別の対応を志向している。

しかし、全体の割合から行けば、これらを有効に活用できるのは、成績が上位から中堅くらいまで。それよりも下になれば、質問する前段階までの勉強が十分にできていないため、十分い活用できない生徒が一定の割合で出てくる。

中学受験の復習主義の塾では、浜学園に限らず、その受け皿として、系列の個別指導塾が設置されているのが大半である。

浜学園で言えば、単科から4科まで受講可能で、3つのコースが用意されている。

それぞれのコースの概要名をみれば、復習を家庭に課す際に出てくる問題点が明確に見てとれます。

3つのコースは、それぞれ
1、家庭学習で勉強する習慣を身につけ、1週間サイクルの学習を定着させる「家庭学習定着コース」
2、問題演習を中心に積み残し問題を解消する「問題解説コース」
3、苦手科目・弱点分野を克服し、基礎学力を強化する「知識習得コース」

1は、家庭学習の習慣がない、家庭でまったく消化できない、もしくは親が家庭で面倒を見切れない生徒用であろう。

2は、3よりは内容の消化が進んでいるが、それでも未消化の問題が残る生徒用。

本来であれば、集団授業で授業を受け、家庭で復習を行い、どうしても足りないものが出てきて3の苦手弱点克服に個別指導を利用するのが理想であろう。

これら塾の系列の受け皿の個別指導は受講料がかなり高額であり、特に1の目的で使うとなれば、家庭の負担は著しく軽減されるが、そのような目的で受講している場合は、ほぼ成績の上昇は見込めないというのが実際のところです。

復習するにしても100%が理想にせよ、その取捨選択を家庭で協力してやることが必要でその判断を子供に任せるのはいかにしっかりした子供であっても危険であろう。

たとえ、そこで70%しかできなかったにせよ、復習主義の塾の良い点は大事な単元が繰り返し繰り返しテストや模試で出題されるところ。すべてを1回でこなそうとせず、何回かに分けて消化していく長期的な視点は大人及び家庭でしか持ち得ないといえよう。

浜学園は、基本になる「一般コース」を主体に成績順位によって受講できるかどうかが決まる「特訓コース」の2本立てが基本。

平日実施の一般コースへは都合が合わず通塾できない生徒用に週1回土曜日の通塾で、「一般コース」の講義内容をそっくり受講できる土曜コース(対象:小2~小6)のクラスもある。

また、小1・小2対象の月一回の日曜スクールも開講している。


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