浜学園は、2006年8月現在で関西を中心に全24教室を展開。中学受験をメインに高校受験も一部の教室で対応している。

本部は兵庫県西宮市。
従業員数 604名、売上高 50億円 2005年6月期実績(グループ計)
※リクナビ2007より

中学受験では、関西の有名校を中心に実績を上げており、最難関「灘中学」への合格者は、過去26年間で21回日本一の合格者数を輩出している。

灘中合格者数日本一の連続記録は一時ライバルの希学園に破られるものの、2004年からは3年連続で灘中学合格者数日本一の座に返り咲いている。

希学園FELIXは、いずれも浜学園の学園長から分離独立してできた塾。

対象学年は、小学生1年生~中学校3生まで。

中学受験は、大きく「一般コース」と「特訓クラス」があり、いずれも成績別の講座を開設している。

一般コースの算国理は必須、社会は選択科目になっている。

また、特訓コースは、最高レベル特訓、女子トップレベル特訓、日曜志望校別特訓クラスが開設され、公開テストでの科目別の順位で受講資格が決められる。

灘中学校の実際の受験スケジュール通りに行い、レプリカの門を塾の入口に設置する灘中プレ入試は特に有名である。

また、2006年度算数オリンピックで金メダルを獲得の他、上位に多数入賞者を多数出すなど低学年の実績にも定評がある。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、1992年、浜学園内部で公然と「専任講師不要論」が飛び交うのに反発し、有名講師陣を中心に独立し希学園を設立。

これに対し浜学園は生徒名簿持ち出し・教材の盗用の二点を中心にして裁判所に訴え、マスコミをも巻き込み当時大問題となった。裁判では浜学園が勝訴。

その後も歴代学園長、創始者の身内の離脱が次々と続き、2003年には旧学園長・看板講師を含む講師がWinの母体である投資会社の支援を受けFELIXを立ち上げ、受験直前の塾生を巻き込んだ大騒動となった。

このようにこれまで経営者側と現場講師の対立・離脱が幾度となくあった。

浜学園の講師は大半が大学生などの非常勤の講師で専任の講師は少ないのは、塾の経営姿勢であり、合格実績は叩き出しており、その姿勢は理解できる。

どういうことか?

塾経営において、大小はあれ、経営者側と現場講師の対立は、どこでも常にあり、経営者側は、どんな講師であっても常に合格実績を出せるシステムの構築を望み、現場の講師側は、輝かしい合格実績は自らの指導力によるものだと自負するものだからである。

有力講師が多数離脱した後も、自他共に認める合格実績を出しているのは、浜学園の中学受験に対するシステム及びノウハウが確立されているからであろう。

これは是非の問題ではなく、好き嫌いの問題である。

離脱した有力講師が設立した塾がいずれも浜学園の受験システムとほとんど同じ形をとっていることでもそれはわかる。。

他人のお家騒動はおもしろいものであるが、我が子が通っているときにはないでほしいというのは皆同じである。


<お役立ちリンク集>


中学受験の親技


NOSIDE2005


ハッスルパパの嗚呼!中学受験物語!



関西系の進学塾が難関私立中学の「文化祭ツアー」に力を入れている。子どものやる気を引き出すのが狙い。

関東系の塾で文化祭に引率する例はほとんどなく、専門家は「そこまでやるか、というのが関西流」と指摘する。 「浜学園」(本部・兵庫県西宮市)も、「灘中合格」と書いたはちまきを締めた講師たちが塾生と保護者ら数百人を灘中・高校の文化祭に連れて行った。

灘を含め4校の文化祭見学が恒例行事だという。橋本憲一学園長は「『周りが受験するから』と何となく塾に通うような子を本気にさせるには効果的」と話す。

2008年1月3日 神戸新聞
 西宮市大社町の広田神社には一日、中学受験を前にした進学教室「浜学園」(本部・西宮市)の児童ら約百人が合格祈願に訪れた。大阪府の市立小学校六年の男児(12)は「今は勉強が忙しいけど、中学生になったら大好きな野球をいっぱいやりたい。そのためにも絶対志望校に合格する」と表情を引き締めた。

すでに第一弾となる1回目の講演会は5月に終了。6月には第2弾の講演会が開催されます。

中高入試で高い知名度を誇る浜学園ですが、受験の低年齢化と関西有名私立大学の付属小学校設立を受けて、小学校の「お受験」にも参入している浜学園。

保護者の低学年からの塾通いの弊害を心配する声をいかに払拭し、中学受験につなげていくかは浜学園にとっても大事なテーマです。

浜学園なかもず教室では、低学年の勉強をどのように考え取り組めばよいかについて、算数を例に取り上げ保護者に説明してくれます。

浜学園は算数オリンピックで毎年上位入賞を果たす実績をすでに上げています。長い塾生活を続けていくと、通うだけ満足してしまうお子さんが多いのも事実。好奇心と意欲をいかに持続させたまま中学受験に突入できるのかは塾にとっても保護者にとっても関心があるところでしょう。

今回6月に行われる2回目の講演会では、問題を”解くこと”と”教え理解させる”ことの違いを実際の問題に即して解説してくれます。この2回目の講演会では、子供も一緒に入って実際に問題を解くこともやるようです。

この過程ですっかり浜学園の魅力に取り込まれてしまう方も多くいらっしゃるでしょうが、低学年の勉強では単なる詰め込みにならないようにいかに工夫して与えるかを知らなければ、高学年になってから大変になりますから、ぜひこの機会に浜学園に触れてみるのもいいでしょう。

第2回講演会 

対象: 小2~小4塾外生ならびに保護者
会 場:  浜学園 なかもず教室

日程: 6月 2日(土) 時 間 10:30~12:00 
講 師: 浜学園算数科専任講師 小林 文哉氏

参加料:  無 料
申込方法:  参加ご希望の方はお早めになかもず教室窓口で直接お申し込みください。
お電話(072-240-2300)でもお申しみいただけます。

ここでは、浜学園学園長橋本憲一氏が本の対談で語った内容について、抜粋して紹介します。

北野大著 教育のプロが語る 「できる子ども」は環境で決まる  ダイヤモンド社

◆で示した部分が橋本学園長の発言です。抜粋してお届けしていくことをご承知おきいただき、全文は実際に本を手にとってご覧いただきたいと思います。

能力別クラスの是非について
◆入塾テストは選抜のためというより、基礎からH、S、Vクラスとその子の能力に合ったクラスに振り分けるためのテストです。能力別というと差別的に見えますが、それぞれ自分の力に合った授業が受けられるというメリットがあるんです。

能力別クラスにしたときの問題は?
◆動機づけが必要になります。がんばれば上のクラスに上がれてうれしいし、怠けていて下に落ちたらお母さんに怒られるしカッコ悪い、と。ただ、今はそれだけではちょっと・・・・。

私が浜で教え始めたころ、24年前ですが、そのころはクラスの上から3分の1くらいのレベルに難度を設定して「ついてこい」とやると、それに届かない子の半分くらいは「なにくそ」と自分でがんばってなんとかついてきたものです。

ところが今は下半分の7、8割は引いてしまう。<省略>シュンとしてしまう。だから、今はきめ細かい対応が必要です。「先輩で、入塾したときは算数の成績が悪かったけれど、毎日毎日計算問題10題を10分でする練習をしたら計算がうんと早くできるようになって、文章題もほかの子よりも早くできるようになった。それで算数がおもしろくなって・・・」とか、いろいろ夢を持たせるような話をしながらひとりずつ引っ張り上げる。そうやって元気づけてまた集団のレールにのせてやる。今はそういうことが必要な時代です。

復習主義について
◆「わかる」を「できる」に持っていくためにはやはり塾で授業を聞いているだけではだめなんです。繰り返し繰り返し自分で問題を解いて、習ったことを使えるようにしなければ実力はつきません。家でこつこつ勉強する習慣をぜひともつけないと・・・。

勉強はすべて塾におまかせしたいという、保護者のニーズも大きいのでは?
◆勉強のないように関してはおまかせいただいてもいいのですが、何時から何時まで勉強しようとか、このページだけはやろうね、とか親子で決めて、それだけはきっちりやる。そいう習慣づけだけはしていただきたいですね。塾でいくら勉強しても、家で復習しなければ、先ほどもいいましたように学んだことが使えるようにならないし、伸びていかない。学力だけでなく精神的にも幼いままということになりかねません。(省略)

やはり家で勉強することがそれほど苦痛じゃない、というところまで持っていかないと、なかなか成績は上がりません。親御さんも上手に持ち上げたり訓話的なことをいったりしながら、勉強の習慣づけていただきたい。それをやらないと子どもも、つけ上げって親の言うことを聞かなくなります。

テストの効用について
こんなにしょっちゅうテストをするのはどういうお考えからですか?
◆ひんぱんなテストは勉強のペースメーカーになります。浜では授業の最初に先週習った単元から出題する復習テストを必ずやります。毎週テストをやるわけです。小刻みにテストをするから常に準備しておかねばならない。毎日こつこつ規則正しく勉強するという習慣が、知らず知らずのうちに身につくように、と。(省略)

それともうひとつ。とくに小学生はテストの最中にいちばん頭を使うんですね。先生がいちばん頭を使うのは授業中、子どもはテスト中です。授業や家での自習時間中、子どもはそんなに集中していない。テストとなると集中力、思考力、応用力を最大限に発揮する。つまり試験そのものが勉強なんです。試験というカラを借りて、一生懸命考えるという練習をしている。子どもは試験中に賢くなっていくんです。(省略)

低学年から浜にきている子らはテスト中にいちばん学力が上がります。家で解けなかった問題、授業でわからなかった問題も、テストとして取り組んでみてはじめてクリアする。そういう子がたくさんいます。ですからテストという名の勉強ですね。家では親に口出しされたり、授業中は先生の話をぼーっと聞いていることもある。でもテストは自分ひとりの真剣勝負ですからね。(省略)

テストそのもので学力がつくよう、問題も工夫します。授業、宿題、そしてテストという流れのなかに位置づけるわけです。問題をつくるほうはたいへんです。全科目、毎週、全学年しかも暮らすが3段階ありますから、同じ単元でも3本つくらなければならない。計算すると塾全体で年間6000本これだけの試験問題を作成できるのはおそらく浜だけでしょう。全国どこの塾にも負けないと思います。

個別指導について
今、塾の世界では個人指導というのがはやりだそうですね?
◆2003年の夏に「個別エントリーはまっくす」を新設しました。これは入塾テストに落ちたお子さんが個別に勉強を見てもらって力をつけて集団型に移行していく、という場合もあれば、ひとりっ子でおっとりしているから1対1でとか、ピアノや英語などほかのおけいこごとと重ならないよう時間を融通したいとか、いろいろな事情で希望される方がおられます。少子化の影響もあって、1対1のニーズは増える傾向です。

ぼくらのころは家庭教師ってあったけれど、今はどうなんですか? 浜学園でも派遣しておられる?
◆今はやっていません。「はまっくす」もそうですが、個別指導や1対1指導となると講師も相当数確保しなければならない。それと集団型の授業と個別ではやはり求められるものが違ってくるんですね。30人相手の授業では声の大きさとかパフォーマンスとか、大勢をひきつけるものが必要ですが、個別の場合はいかにその子の特性を見抜くか、やる気を引き出すかなど細かいことのほうに目を向けないといけないわけです、講師育成の方法も異なる。ですから、家庭教師派遣までは・・・。

家庭教師も個別指導も集団授業にはないメリットがありますが、やはり一時的なものと考えたほうがいいのではないかと思います。ちょっと軌道から外れたときにフォローしてのせてやる、その臨時措置ですね。

子どもが先生の影響を受けるということは、いいかえれば先生に対する依存心が強くなる。問題をやっていてわからないと「じゃあ、先生に聞けばいい」となる。もうちょっと考えたらわかるのに安易に先生に頼ってしまう。ほんとうにわからないところだけ聞くというように、家庭教師をうまく使えるようならいいのですが、子どもですからついつい聞いてしまいます。それを繰り返していくと理解はするけれど、考える力はついてこない。発想力、応用力がつかないということになりかねません。(省略)

子どもの成績が上がると親はうれしくなって月謝を上げたりします。そうすると家庭教師のほうもそれにつられますから、目先のことにとらわれる。どうしても次のテストで点をとらせることに目が向きます。ぼくらはよくいうんですけれど、同じ偏差値65でも、家庭教師がついている場合は「2ポイントくらい差し引いて考えないといけない」と。受験本番に弱さが出ます。

 

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